Catch Me キャッチミー
C型(322MHz帯）キャッチミー
送り返しワイヤレスシステム
送信機 RD-207
・1mW の出力・単3型アルカリ乾電池2本
ファンタム電源入力
・ロックスイッチ（チャンネル固定用）
・λ/4ホイップアンテナ
受信機RD-208
・単3型アルカリ乾電池1本・電波を自動的にキャッチするスキャン機能
・モノラルイヤホンφ3.5（8Ω～35Ω)
・ロックスイッチ（チャンネル固定用）
・λ/4ヘリカルアンテナ
今やロケ･中継に欠くことができない音声送り返し。これを無線で行うことで番組作りを円滑に。送り返しは「聞こえていればよいもの」から「確実に聞き取れる良質な音声」へと進化して、50Hz～7kHzまでの周波数帯域幅を十分に再生できるよう工夫され、ワイアレスマイクに使用できるスペックを実現。1mWの出力は通常使用されているワイアレス（10mW）の1/10のパワーです。過酷な条件ではありますが、よい音質で確実に耳に聞こえるよう、また使い勝手がよくなるよう、更なる改良を加えたRD-208で快適な情報伝達が可能となりました。
送信機 RD-212
RD-212(左) RD-208(右)
RD-212 上部
RD-212 専用ケーブル（付属）
RD-207の安定性は中継、スタジオに欠かせない音声送り返し送信機としてご使用いただいておりますが、昨今のENG取材の多様化、中継では携帯端末によるプログラム伝送が安定するに伴い、送信機も小型化が求められ、RD-212が登場しました。
受信機"RD-208"と同じ大きさになり、軽量、小型化に特化しました。受信機は"RD-208"を使用します。
コンセプトは 1、単三1本で長時間運用 2、簡単便利 3、飛び重視
1、単三電池1本で8時間以上の連続送信が可能です。一日の取材を電池交換無し、電池交換を考えなくて良いという事はストレスの軽減につながります。
2、ＥＮＧではワイヤレスの使用チャンネル数が多くなり、機材は増える一方。
それに加え、送り返し用のプログラム出力が必須。
送信機がミキサーのポケットに入る大きさになったことで簡単にシステムが組めます。
3、飛び重視…ワイヤレスは飛距離と安定性が最重要。
本線のワイヤレスマイクの飛距離と同程度の飛びを確保。
アナログ送り返し無線のキャッチミーは安定度が抜群です。
更に、モード切り替えにより入力レベルの切替が可能です。
－20～＋4dBボリューム可変スレートマイク（送信機内蔵）でそのまま指示を送れます。
RD-212概要仕様
| 周波数 | 特定小電力 C型322ＭＨｚ帯 |
| チャンネル数 | 13CH |
| 空中線電力 | 1mW |
| コンバンダ | 1/2圧縮 |
| 電源：乾電池使用時 | 3Ｖ (単三×1本) |
| 電源：外部電池使用時 | ※ファンタム電源不可 |
| LINE入力コネクタ | ステレオミニ（平衡入力） |
| バッテリー残量表示 | LED点滅 |
| 発振方式 | PLLシンセサイザー |
| 入力レベル | -20～＋4ｄＢボリューム可変 |
| 持続時間 | 8時間（アルカリ） |
| 外形(突起物含まず) | 50(W)×77(H)×22(D)mm |
| 重量 | 6ｇ以内（電池含まず） |
| 付属品 | 専用ケーブル（キャノン（3P）→ステレオミニ） |
送信機 RD-207
・4グループ 13チャンネル
・UPスイッチでグループ、チャンネルを切替
・他の周波数に混信を与えないON AIRキー装備
キャッチミーの送信機の特徴として、2入力（マイクとライン）をミキシングして音声を送ることが出来ます。それぞれのボリュームを送信機で調整することも可能です。
マイク入力レベル
最小入力レベル -60dB(25dB可変可能）
ピンマイク及びオーディオ入力ケーブルに対応
ライン入力レベル
最大入力レベル +4dB(25dB可変可能）
RD-213出力を使い-20dBに対応
RD-207 概略仕様
| 周波数 | 特定小電力 C型322ＭＨｚ帯 |
| チャンネル数 | 13CH |
| 空中線電力 | 1mW |
| コンバンダ | 1/2圧縮 |
| 電源：乾電池使用時 | 3Ｖ (単三×2本) |
| 電源：外部電池使用時 | 12Ｖ(ファンタム供給) |
| LINE入力コネクタ | XLR32相当 |
| バッテリー残量表示 | LED点滅 |
| マイク入力コネクタ | ヒロセ ４極特殊 |
| 発振方式 | PLLシンセサイザー |
| 入力レベル | -60. ＋4ｄＢ |
| 持続時間 | 8時間（アルカリ） |
| 外形(突起物含まず) | 62(W)×122(H)×28(D)mm |
| 重量 | 300ｇ以内（電池含まず） |
受信機 RD-208
頑丈でタフボディ
PC/ABSアロイの採用により耐衝撃性・耐熱性・難燃性にすぐれ、軽量コンパクトな設計でより扱い易くなった受信機。
受信感度も従来機と同様、落ちない受信機として定評があります。 混信、抑圧に強い設計はキャッチミーの伝統です。
チャンネルスキャン機能
チャンネルスキャンをマニュアル、オートででき、バンド間の切り替えが素早く行える高機能。
いわゆるバンド間の渡りはAUTO SCANでスムーズに。 同一チャンネルを2空間(ゴルフ場の2 つのホール）に設置した場合、チャンネルはそのままで、AUTO SCANしてくれる（ゴルフモード）。
安定したら別チャンネルにチャンネルが移動しないようにA・SCANを再度押して、マニュアルに切り替えてください。
単三電池一本で５時間連続使用
電源を入れっぱなしで余裕の5時間使用し続けることができます。 ひとつの番組制作、乾電池1本ですみます。
RD-208 概略仕様
| 周波数 | 特定小電力 C型322ＭＨｚ帯 |
| チャンネル数 | 13CH |
| 電源電圧 | 1.5V |
| 発振方式 | PLLシンセサイザー |
| コンバンダ | 1/2圧縮 |
| バッテリー残量表示 | LED点滅 |
| イヤホン出力 | モノラル 8～32Ω |
| 持続時間 | 5時間（単3型アルカリ電池使用時） |
| 外寸(突起物含まず) | 50(W)×75(H)×22(D)mm |
| 重量 | 65g（電池含まず） |